何もないけどそれがいい。東京臨海広域防災公園を走ってみましたの巻

東京都江東区有明にある東京臨海広域防災公園を走ってみました。こちらの公園、その名の通り首都圏で起きる大規模災害が発生した場合「災害対策本部」として機能する公園です。

東京臨海広域防災公園には遊具はありません。そして避難場所でもないのです。

ヘリポートです。間近で見るとなかなかの迫力です。

東京臨海広域防災公園には子供達が遊べるような遊具は一切ありません。有明口近くに噴水広場があるくらいで、だだっ広い広場です。

やはり災害時に対策本部・医療・救助の支援基地として活用するためか、余計な設備は置いていないのかもしれません。

遊具の代わりじゃないですがヘリポートがありました。さすが防災公園です。

ただこの公園は「災害対策本部」として機能するので避難場所としては利用できません。これ意外な事実でした。

東京臨海広域防災公園にはジョギングコースがあります

東京臨海広域防災公園には遊具はありませんが、1.3kmと700mの2つのランニングコースが設定されています。今回は1.3kmのコースを走ってみました。

ちなみに700mのコースはヘリポート周りです。

記事タイトルに「何もないけどそれがいい」と書きましたが、こちらの公園、完全にフラットで全て舗装されています。道幅も広く人出も少ないです。

何もないから見通しもよく走りやすいコースでした。

私はゆっくり走りますが、本格的なスピードを出す練習もできるんじゃないでしょうか。特に700mのコースは。そう感じるほどに広々としていました。

路面はこんな感じです。

私以外に走っている方は2人、テントを使ってのピクニックをされている方が2組とベンチでくつろいでいる方が数人とあまり人がいませんでした。

ジョギング・ランニングをするにはあまり知られていないいい公園ではないでしょうか。


いい公園ですが、注意点がございます。東京臨海広域防災公園のランニングコースには日陰がございません。

見通しもよく道幅も広く走りやすいですがガッチリ陽に当たります。

この日は東京も真夏日でした。そして風もあまり吹かないという。暑くてフラフラしました。

東京臨海広域防災公園には何もないけど広場にはパラソルがありました

公園南側の多目的広場です。

ただただ広い見通しのいい公園でしたが、公園南側の多目的広場にはパラソルとテーブル・ベンチが設置されていました。各自で広げて利用することができます。

多くの人はお台場周辺に行くからでしょうか。こちらは人出も少なく広々とした公園なので、パラソルの下でのんびり過ごすことやガッチリランニングの練習するのもアリだと思います。

もちろんピクニックも。

何もないとはいえ、園内には季節の花々が植えられていて、公園もキレイに整備されています。

有明口には防災体験学習施設「そなエリア東京」があり、中には小さいながらカフェがあります。非常食なんかも売ってます。食べ物の持ち込みもOKです。(この日は休業中)

そなエリア東京です。入館無料です。

この「そなエリア東京」は被災した市街地を再現した場所や「東京直下72hTOUR」という首都直下地震の発生から避難までを体験するツアーがあります。

お子さんと一緒に体験されてはいかがでしょうか。

東京臨海広域防災公園は穴場のランニングスポットかもしれません

公園南側からです。ものすごく広く感じます。

東京臨海広域防災公園は意外とランニングスポットとして穴場の公園かもしれません。

近くのお台場には都内でおすすめのランニングスポットとして有名なシンボルプロムナード公園がありますが、ガチンコランはこちらの公園の方がおすすめです。

東京臨海広域防災公園へのアクセス

所在地:東京都江東区有明3丁目8番35号
交通:東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅より徒歩約4分 ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線「有明」駅より徒歩2分 都バス 門19甲系統「がん研有明病院前」停留所より徒歩約2分 都バス 東16系統「有明二丁目」停留所より徒歩約7分

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