東京都江東区にある竪川河川敷公園を走ってみました。こちらの公園、東京で雨に濡れずに走れる公園としてちょっとネットに上がっている公園です。
竪川河川敷公園は首都高の高架下にある公園です
竪川河川敷公園は首都高の高架下にある公園で、その立地条件を活かして雨をしのいで遊べる公園となっています。
普通の公園としてだけでなく、フットサル場・パターゴルフ場・じゃぶじゃぶ池、珍しいものだとカヌー・カヤック場もあります。もちろんランニングもOKです。
ちなみに東京で雨に濡れずに走れる場所として神宮球場と江戸川橋から新白鳥橋も紹介しているのでよかったらみてください。
竪川河川敷公園は全長2.4kmの公園です
実際に竪川河川敷公園を走ってみました。都営新宿線 東大島駅から歩いて15分くらいの新六之橋をスタート地点として公園の西端を目指します。
上のマップの赤マークがスタート地点、青マークがゴール地点となります。緑マークは後述する庭園です。
この日はなかなか強い雨が降っていたので検証には最適でした。
結論から言いますと、雨足が強い時はちょっとランニングは厳しいです。
走り始めて1kmくらいまではほぼ高架下を走ることができます。一部広場やフットサル場がある部分は高架下から出ることになりますが、概ね雨には当たりません。
新六之橋からだいたい1kmあたり、昭和橋までは大丈夫ですが、そこから西側は高架下の脇に道がある場所が多いため雨に濡れてしまいます。
もちろん高架下の道も部分的にありますが、どちらかというと広場に雨が当たらないようになっています。そりゃそうですよね。
それとちょっとだけ残念に感じたこと(雨の日ランをする場合に限ってです)、以外と水たまりが多いです。土の路面の部分には結構大きめの水たまりができていました。
高架下のウレタン舗装と思われる場所にも高架からの水漏れで水たまりがありました。
とはいえ強い雨でなければ問題なく走れそうです。この日は雨風が強力でした。
雨をしのげて1kmくらい走れるコースはあまりないと思いますので、雨の日にどうしても走りたくなった場合はぜひ利用してください。
竪川河川敷公園は庭園の風情がありました
竪川河川敷公園の五之橋付近には三代豊国五渡亭園があります。この三代豊国とは三代歌川豊国という江戸末期の売れっ子浮世絵師だそうです。
この浮世絵師が本所五ツ目渡し場(現・五之橋)際に居住していたことからこの庭園が作られたそうです。五渡亭は蜀山人(ざっくりいうと当時のえらい文化人です)から贈られた号です。
新六之橋から西方面に向かっていると急に景色が変わったのでびっくりしました。鯉が泳ぐ池に朱塗りの太鼓橋がある庭園、それが高架下に。シュールですが面白くもあります。
竪川河川敷公園は色々な顔を持っています
雨に濡れずに走れる場所として紹介するつもりでしたが、雨に濡れずに色々遊べる公園でした。
フットサル場や遊具広場はわかるけど、カヌー・カヤック場やパターゴルフ場、そして庭園があるという表情豊かな楽しい公園です。
強力な雨風でなければジョギング・ランニングもおすすめできます。
竪川河川敷公園へのアクセス
所在地:東京都江東区亀戸6丁目33番10号
交通:JR亀戸駅から徒歩約10分 都営新宿線 西大島駅または大島駅から徒歩約15分 都バス(亀29)(亀24)(都07)(錦18)(両28)五の橋停留所下車 徒歩2分
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